爬虫類（カナヘビやスキンク、ヤモリ）のブリーディング・繁殖・通信販売　LACERTA ROOM（ラセルタルーム）
ホウセキカナヘビやミドリカナヘビ等のヨーロッパカナヘビ類をメインにブリーディングをしています

スペイン領カナリア諸島のグランカナリア島に生息する極美スキンク！
ぱっと見、ニホントカゲの幼体？な感じもありますが（笑）ご安心を。
成体になっても尻尾のブルーはこのままです。
この個体はヨーロッパのカナヘビブリーダー（←この人何でも持っとるな笑）の放出個体で、特に尻尾のブルーが鮮やかで美しい個体をセレクトしました。
カラカネトカゲの仲間は非常に頑健なことで有名ですが、この種もご他聞にもれず、超が付くほど頑健。
乾燥、餌切れにも強く（スキンク全般強いですが…）飼育は容易です。
割合カラカネの仲間は床材に潜りっぱなし…みたいな個体が多いですが、この種は、性格的にも陽気で、結構バスキングライトでバスキングするのをよく見ます。
チョロチョロ動いて見ててなかなか飽きません。
餌食いも抜群！コオロギ、ワラジムシ、デュビア幼虫、ふやかしたリザードフード等なんでも食べます。
この個体は尻尾が非常に美しいエメラルドグリーンの色合い。
この尻尾の色の違いは性差？年齢？よくわかりません（＾＾）
♀っぽい感じですが、確かではありません。
個体Aは♂っぽい感じなんでもしかしたらペアなのかも。

◆種名：グランカナリアカラカネトカゲ
◆学名：Chalcides sexlineatus
◆英名：Gran Canary Skink
◆生息地：スペイン・カナリア諸島　グランカナリア島
◆生産国：チェコ
◆入荷日：2009年4月18日
◆生年月日：不明
◆性別：不明
◆最大全長：頭胴長8〜10cm、全長15〜20cm
◆平均寿命：10〜15年
◆病歴：なし
◆マイクロチップ：なし（不要）

◇餌
昆虫食の強い雑食性。
サプリメントを添加したフタホシコオロギやヨーロッパイエコオロギ、ワラジムシなどを中心に、色々な昆虫を与えましょう。
また、ふやかしたリザードフードや配合飼料も慣れれば食べます。

◇飼育ケージ
45〜60cm程度の水槽もしくは爬虫類専用ケージなど。

◇飼育環境
通気の良い乾燥した環境が最適。床材は乾燥系のものを使用しましょう。
シェルターを入れてあげてもよいですが、ある程度床材を厚く敷き、潜らせたほうが自然な感じもします。

◇飼育温度
25℃程度、バスキングスポット35℃程度。（日中）
夜間はしっかり温度を下げてあげると調子が良い。
ケージ内には温度勾配を作り、必ず体温を下げられる場所を作ってやる。
耐寒性がかなりあるので、寒さには強いと考えてよい。
冬は保温器具なしで管理し、冬眠を促してやると、自然と餌を摂らなくなり、冬眠状態となる。

◇紫外線
爬虫類用蛍光灯やメタハラの使用が最適です。
カラカネトカゲのわりには思いのほか日光浴を好むので、晴れた日等は日光浴させてやると健康維持や繁殖等の面で効果的と思われます。

◇ブリーディング
国内はおろか、海外でも繁殖例は聞きません。他のカラカネトカゲと同じく卵胎生のようです。
おそらく冬季のクーリングが鍵だとは思います。
誰か殖やして！