爬虫類（カナヘビやスキンク、ヤモリ）のブリーディング・繁殖・通信販売　LACERTA ROOM（ラセルタルーム）
ホウセキカナヘビやミドリカナヘビ等のヨーロッパカナヘビ類をメインにブリーディングをしています

スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島に生息するガロティア最美種！
♂のアダルトは、マットブラックのボディに脇腹に大きなコバルトブルーのスポットが並び、背中にはイエローやグリーンの斑がベッタリと乗って非常に美しくなります。
ベビーサイズはちょくちょく出回りますが、ヤングサイズは滅多に出回りません。
ベビーを育てるのは意外と骨が折れますが、このサイズなら安心ですし、じっくり飼い込めば、手乗りアイセンも夢ではないでしょう。
まだ頭部はそれ程黒くなく、スポットは少しブルーが滲み出てきていますが、まだまだこれから。
劇的な色彩変化を楽しめます。
当店で少し飼い込みましたので、小松菜などの葉野菜や果物はもちろん、イグアナフードやリザードフード等にも餌付いていますので、導入しやすいかと思います。
じっくり飼い込んでブリッブリのアダルトに育て上げてみてください！  

◆種名：アイセントラウトカナリアカナヘビ
◆学名：Gallotia galloti eisentrauti
◆英名：Northern Tenerife Lizard
◆生息地：スペイン　カナリア諸島　テネリフェ島北部
◆生産国：ドイツCB
◆入荷日：2009年1月10日
◆生年月日：不明
◆性別：♂
◆最大全長：頭胴長12〜14cm、全長35〜45cm
◆平均寿命：10〜15年
◆病歴：なし
◆マイクロチップ：なし（不要）

◇餌
基本的には草食に傾いた雑食性。
小松菜やチンゲンサイなどの葉野菜、バナナやイチゴ、ミカンなどの果物、ふやかした配合飼料などをメインに色々なものを与えます。
コオロギやミールワームなどの昆虫も与えれば好んで食べますが、肥満しやすく肝機能障害や腎臓への負担も考えられるため多用はしないほうがよい。
当店ではベビーの頃や、産卵前や産卵後の雌に少し与えるくらいで、ほとんど与えていません。

◇飼育ケージ
60cm程度の水槽もしくは爬虫類専用ケージなど。
将来的にブリーディングをする場合、90〜120cm程度の広いスペースを用意するのが望ましい。
水槽またはケージは人の目線より上に設置してあげると、人馴れしやすいです。

◇飼育環境
通気の良い乾燥した環境が最適。床材は乾燥系のものを使用しましょう。
ジメジメした通気の悪い環境下にいると、指先が腫れたり、腹側がただれたりするので注意。
平石などを組み合わせてレイアウトしてやるとよいが、成体は結構力が強いのでしっかり固定すること。
紫外線から身を隠す場所や体温を下げられる場所は必要。
本種や基亜種は導入直後バタバタする個体が多いのでシェルターを設置し様子を見るが、ある程度落ち着いてきたら個体の様子をみてシェルターを取り払うことを検討した方がよい。
そのままにしとくと、いつまでも馴れません（笑）

◇飼育温度
25〜30℃程度、バスキングスポット35℃程度。（日中）
夜間はしっかり温度を下げてあげると調子が良い。
真夏に30℃以上の日が続くと、体調を崩すことがあるので注意。
本種や基亜種、パルマは耐寒性がかなりあるので、寒さには強いと考えてよい。
冬は保温器具なしで管理し、冬眠を促してやると、自然と餌を摂らなくなり、冬眠状態となる。
健康な個体であれば、最低気温は10℃程度でも問題なく、関東以南であれば、屋外越冬も可能。

◇紫外線
爬虫類用蛍光灯やメタハラの使用が最適です。
日光浴を好むので、晴れた日等は日光浴させてやると健康維持や繁殖等の面で効果的です。

◇ブリーディング
しっかりクーリング（冬眠）させてやれば、♂は結構簡単に発情します。
♀は交尾後、約3〜4週間程度で産卵に至り、卵は25〜30℃程度で約60〜70日で孵化します。